LA初のハードウェアアクセラレーター、「日本のスタートアップも挑戦して欲しい!」

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先日、Make in LAの創立者であるShaun Arora氏を訪ね、アクセラレータープログラムが開催されている施設を訪ねた。

働きやすい環境

 

Chatsworth(チャッツウォース)という街にMake in LAのオフィスがある。スタートアップが集まるシリコンビーチ(サンタモニカなどを含むロサンゼルス西側地域を呼ぶ)から車で約40分ほどの内陸へ走るとチャッツウォースに到着する。ビーチからは遠いがキャニオンが素敵な場所だ。ロサンゼルス郊外に位置するので、サーフィンをしてから仕事へ向かうという雰囲気よりは、ここへ来てプログラムが開催される4ヶ月間集中して頑張らせてもらえる環境だ。

アメリカだけでなく、中国やメキシコでもビジネスを行っている電気機械メーカーのNEO Techとパートナーシップを持ち、アクセラレータープログラムへ参加するスタートアップがプロトタイプそして実際の商品も国内で作れる点がとても魅力的だ。このNEO Techもチャッツウォースにあることから、ここに拠点を決めたそう。

約2000平米ほどあるこの施設には、ミーティングルームを始め作業室、イベント室などが用意されており、とても広い。部屋のど真ん中にデコレーションとして停められている消防車が小さく見えるほど部屋が広い。

ハードウェアアクセラレーターだけあり、3Dプリンターを始めレーザーカッター、工具、業務用ミシン、超音波洗浄器などを始め沢山の機械が用意されている。

アクセラレータープログラムに参加するスタートアップの勤務時間は決められておらず、夜間含め好きな時間にオフィスへ行き、働く事ができる。多くのスタートアップがオフィスに寝泊まりする事も多いようで、ビールも用意されていた。ソファーでは可愛い犬が寝ており、このオフィスがハードウェアスタートアップ起業家達の家になっているようなイメージだった。

置いてあるもの全てが見入ってしまうものばかりだ。

自動販売機でもジュースやスナックが売られているのでは無く、電池やディスペンサー、カッターなどが入っている。なんとも面白い。

会議室の電気もスタートアップが作ったという、波のように動くライトがついている。

遠方とのミーティングも多いスタートアップへは、BEAMと呼ばれる動くビデオ電話マシーンが置かれていた。大人の身長ほどの高さがありセグウェイにタブレットがついたような感じであろうか。動きながらミーティングができ、場所やプロダクトを見せるのに役立つそう。

Make in LA

Make in LA

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現在オフィス引っ越しに向け準備しているそうで、移行先は近く、すぐお隣なのだが、新しい施設ではアクセラレータープログラムに参加するスタートアップだけでなく、なんと一般企業もオフィスを構える事ができるようになるそう。そこにはコーワーキングスペースも設けられ、多くのハードウェアスタートアップ起業家達が色々な会社と出会う事も出来るようになるだろう。

make in la

Make in LA

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長期でスタートアップを支援

Make in LAのアクセラレータープログラムは4か月間だが、プログラムが終了したからと言ってすぐに出ていかなければいけない訳ではない。会社が軌道に乗るまで、いつまででもこの施設から働いて良いのだそう。ベンチャーキャピタルからの投資を募る前にはクラウドファンディングをする事が多いが、そのアドバイスもしてくれる。

そして国内はもちろん、海外のエンジェル投資家やベンチャーキャピタルとのネットワークも広く、数百を超える投資家達がMake in LAのアクセラレーターへ参加するスタートアップに注目している。このプログラムに参加できれば、成功の道が開けることは間違い無いだろう。

資金提供

 

現在までに3回のプログラムが開催されたが、毎回3~4件のスタートアップが選ばれ参加している。

プログラムに受け入れられたスタートアップへは、受け入れが決まった時点で$75,000が振り込まれ、4か月のプログラム終了後に再度$75,000が渡される。 イグジットとなった際に7.5%のリターンが必要とはいえ、合計$150,000もの資金提供がある。これはシードステージにあるスタートアップからするととてもありがたい。

日本からも応募でき

海外からのスタートアップも既にこのプログラムへ参加している。

日本からの応募となると、ビザを気にする人も多いのではないだろうか。応募年度と、どこの国から参加するかによりビザの種類が変わってくるが、4か月滞在出来るビザが取れない場合でも、3か月間なら観光ビザで来る事が可能だ。プログラムへはチームで参加するスタートアップが多いので、皆が少し時期をずらしながら3か月ずついると良いかもしれないとShaun氏は語ってくれた。

応募方法

2017年の春に第4回プログラムの募集を開始するそうだ。応募するには、以下のリンクよりEメールアドレスを登録し、願書受付が開始されるとメールが送られ、そこから願書を提出できる仕組みになっている。

現在までにメール登録をしているスタートアップの数は600件以上。ぜひ興味のある日本のスタートアップ企業も以下よりメール登録を直ぐにでもして頂きたい。

http://makeinla.com/apply

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